マーケティングとは?(基本)
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
(慶應義塾大学 高橋 郁夫氏による翻訳)
- ピーター・ドラッガー
『マーケティングの目的はセリング(単純販売活動)を必要なくすることである』
(『マーケティングのきほん』翔泳社より)
何から考えるか
展開から入りがちだが、自分の立ち位置を把握するためには分析が必要になる。
分析 → 立案 → 展開の順番。
分析
- SWOT分析:強み、弱み、機会、脅威の頭文字を指す
- PEST分析:政治、経済、社会、技術の頭文字を指す
展開
マーケティングミックス(4P)
Product(製品), Price(価格), Place(流通), Promotion
ニーズとは?
例)サングラス
日光を遮る、かっこつけるなど色々
洗剤ニーズを日光を遮るとする場合は、サンバイザーが競合となる。
ニーズによって戦略が変わるため注意する。
セグメントとは?
変数(切り口)
例)人口:老若男女、地理:地方都市など
組織の規模などで切るパターンもある。
ターゲッティングとは?
6Rで考える。
規模は十分か? Realistic Scale
成長性は? Rate of Growth
競合状況は? Rival
※規模が大きくても参入数が多いと設けが少ない
顧客の優先順位は? Rank
※複数セグメントが狙えるか?など
到達可能か? Reach
※コストなど現実的か
測定可能か? Response
※狙い通りなのか、PDCAを回すために結果を測る必要がある
ポジショニング
「顧客の頭の中に明確で価値ある製品イメージを作る活動」
1.誰のため?:ターゲットを絞る
2.何がいいの?:重要な価値
3.わかりやすい?:メッセージ性
4.これまでとの矛盾がない?:ブランドや過去製品との整合性
例)ライザップ
価格は高いが、徹底したマンツーマン。
目標を定めて見守る人がいると成功する→事業化!
例)レッドブル
味は求めていないが、元気になりたい人を捉えた。